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ネットワークのトラブルシューティングの基礎
サーバーを管理していればトラブルはつきものです。
たとえば、メールサーバーにアクセスできないとか、インターネットが見られないとか、人事データベースにアクセスできないとか、いろいろあるわけです。
トラブルが発生すれば、今の仕事を停めてでも事態の収拾に当たる必要があるのが管理者の痛いところです。
しかし、少しでも早く収拾することが出来れば、
一躍ヒーローとなれる好機でもあります!?
そもそもトラブルが発生しないよう日々管理することこそ、管理者の勤めでありトラブルの発生は管理者の恥であるのですが、ありがたいことに一般社員の多くはそのようには考えません。
管理者たるものスマートに解決にあたりたいものですね。
では、はじめに何をすべきなのか?
です。ここからが本題!
一番最初にすべきことは・・・
「状況の把握」です。
トラブルの通報者に出来るだけ、詳しく状況を聞いてください。
● 何が出来ないのか?
● いつから発生したのか?
● 常に発生するのか?または何をすると発生するのか?
● 影響の範囲
● 業務へのインパクト
などなど、状況に応じて聞くべき項目も違いますが、最低限上記の5つは抑えたいところです。
そして、次に現象の確認です。
実際に操作を行ってみて現象が発生しているかを確認します。
そして、影響の範囲、業務へのインパクト等から上長への報告、関連部署への通達等が必要かを判断するんです。
上長への報告や関連部署への通達等は会社組織の大きさや管理フローにより違うでしょうから、一概には言えませんが、大抵こんなものです。
そして、トラブルシューティングへと入って行きます。
トラブルシューティングでは、原因箇所の特定から行います。
たとえばメールサーバーにアクセスできないという現象でも、サーバー自体がダウンしている場合もあれば、ケーブルの接触不良からネームサーバーのダウンなど、いろいろな原因が考えられます。
ですから、どこが原因で問題が起こっているのかを特定するんです。
そこで登場するのが PING コマンドです。
管理者であれば誰でも使っている、もっともベーシックなネットワーク コマンドです。
ペーシックですが、多くの問題や原因を見つけるために役立ちます。
ping は対抗するネットワーク機器との通信を確認できるツールなんです。
たとえば、サーバーとクライアント間の通信が可能かどうかをチェックしたり、ルーターとクライアント間の通信をチェックしたりできるんです。
ping は壁にボールをあてて帰ってくるイメージです。
壁が対抗のネットワーク機器、投げた自分がクライアントです。
ボールが帰ってくれば問題なし。
ボールが帰ってこなければ、対抗のネットワーク機器か間に問題があるということです。
PING コマンドは Windows、Linux、Mac など、通常 OS の機能として搭載されていますから誰でも使えますね。
Windows 2000/XP なら、[スタート]-[ファイル名を指定して実行] から、cmd と入力し
OK をクリックし、コマンドプロンプト画面で、ping を実行できます。
Windows 9x 系なら、[スタート]-[ファイル名を指定して実行] から、command
と入力し OK をクリックし、コマンドプロンプト画面で、ping を実行できます。
使い方ですが、対抗のネットワーク機器名を仮に DC01 とします。
そうすると
ping DC01
と入力し実行すれば OK です。
応答があれば、ネットワークに問題無しということです。
つまり、アプリケーション レイヤー(メールサーバーやデータベースサーバーなど)の問題ということです。
応答がなければ、次に対抗のネットワーク機器の IP アドレスを使って PING を実行します。
ping 192.168.34.24
こんな感じです。
これで
応答があれば、IP アドレスの名前解決にかかわる問題だと分かります。
(DNS、WINS へも PING を実行し、ネームサーバーまでのネットワーク障害でないかもチェックします)
応答がなければネットワーク障害ですから、ネットワーク機器とクライアント間のルーターへの PING を実行し、どこのセグメント(ネットワーク)まで通信が可能かをチェックして行くんです。
このあと、問題の解決と復旧後の監視を行います。
そして上長報告、関連部署への報告、記録を残してトラブルシューティング終了となります。
さらっと書きましたが、ping コマンドはネットワークの切り分けに必要なツールで、いろいろな場面で活用できますから、是非マスターしてくださいね。
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