グループポリシーとは?
今日はグループポリシーについて、お話しようと思います。
非常に基本的な概要のお話です。
「グループポリシーって、何ぞや?」と思われる方に最適です!
では、はじめましょうか!
グループポリシーとは、Windows 2000 Server から搭載された機能の一つで、
コンピュータやユーザーの環境設定を一元管理できる非常に便利な機能なんです。
たとえば、会社で使用するコンピュータで、必ず使用するソフトウェアがあるとします。
このソフトウェアを一台一台にインストールしていては、
とても大変な作業ですよね?
こんなときにグループポリシーが活躍します!
ソフトウェアのインストールもグループポリシーなら、
一括配布することができるんですよ。
管理者が楽できる非常に強力な機能ですね。(笑)
昔は、ヘルプデスクや管理者自らがインストール作業を行っていました。
コンピュータの台数が増えると、とても大変な作業だったんです。
そのほかにもデスクトップの設定、
インターネットエクスプローラーの設定、
フォルダリダイレクト、
Windows Update 自動更新の設定(アドイン)、
ログオンスクリプトの配布などなど、
多彩な設定制御が可能なんです。
ここでちょっと新しい名称が出てきたので、
ちょっとだけ補足しておきますね。
フォルダリダイレクトとは?
Windows 2000 Server 以降に搭載された機能の一つです。
通常マイ ドキュメントやマイ ピクチャなどのフォルダは、
ローカル (手元のコンピュータ) にデータが存在しますよね。
フォルダリダイレクトを使用すると見かけ上は、
ローカルのマイドキュメントやマイ ピクチャと変わりませんが、
実際には別のコンピュータ (サーバー) にデータを保存することができるんです。
これってかなり便利です!
管理者のメリット
ユーザーデータをサーバーに集約することにより、
ユーザーデータのバックアップを一元化させることができます。
失ってはならないようなデータを扱うようなケースで利用されます。
ユーザーのメリット
どのコンピュータを使用しても、いつも同じマイドキュメントや
マイピクチャのデータを使用できるようになるのです。
ログオンスクリプトとは?
ログオン時に実行させるスクリプトのことです。
って、まんまですね。(笑)
スクリプトというのは、コマンドライン型のプログラムの集合だと
思ってもらえれば、良いと思います。
つまり、ログオン時に必ず実行させたいプログラムがある場合に、
ログオンスクリプトが使用されるのです。
ログオン時に実行されるという意味では、
スタートアップにちょっと似ていますね。
スタートアップはユーザーが設定していますが、
ログオンスクリプトは管理者が設定し、
コントロールしているというところが違いますね。
(・・・)
少々、脱線してしまいましたが、とりあえず、
グループポリシーはコンピュータの環境やユーザー設定を一元管理
できる機能であることがお分かり頂けたかと思いますが、いかがでしょうか?(笑)
グループポリシーを活用することで時間に余裕ができます。
その時間を新しい技術を学ぶ時間や
新しいソリューションの導入提案をする時間に充ててみては如何でしょうか?
きっとステップアップするチャンスにめぐり合えるはずですよ!!
と、最後にグループポリシーをもっと使いこなしたい方に耳寄りな情報!(⌒o⌒)
雑誌の付録なんですが、各ポリシーの意味についての解説が付いてるんです!
で、何がすごいかというと。
実は・・・
ポリシーの意味について解説されたドキュメントって日本語では無いんですよー。
(私の知る限りでは、ですけどね)(^-^;
これは、もう見てみるっきゃない!
何より雑誌の付録なので、早く注文しないと二度と手に入らないかもしれませんね。
必要なときに探して、見つからないと焦るより、保険だと思って持っておくのも良いですね。
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