Windows Server 基本機能の紹介
『Windows Server って何が出来るんだろう?』
という疑問をお持ちの方も多いかと思います。
このページではそんな疑問にお答えしようと思います。
まず、『サーバーって、そもそも何なの?』 ってところからはじめましょうか?
サーバーとは機能を提供することを言います。
また、機能の提供を受ける側をクライアントと言い、このような形式の
コンピュータ ネットワークをクライアント/サーバー型といいます。
また、機能を提供するという言葉ですが、サービスを提供すると代えられることが
多いようです。
次に Windows Server には、どのような機能があるかお話しましょう!
Windows Server は何といってもファイルサーバーとしての機能が
一番有名ですね。
そのほかで知られている機能としては、プリントサーバー、Webサーバー、
ActiveDirectory、ターミナルサービスなどがあります。
最近は、ActiveDirectory という言葉を良く聞きますが、ActiveDirectory
もWindows Server の機能の一つなんです。
実に多数のサービスを Windows Server は提供できるのですね。
じゃ、実際にはいくつかというと・・・ごめんなさい。実は私も知らないのです。
でも、数十個はありますね。きっと。(笑)
ちょっと、思いつくものをあげてみましょうか。
ファイル共有、プリント、Web、Active Directory、DNS、WINS、DHCP、
ターミナル、SMTP、POP3(*1)、証明書、ボリュームシャドウコピー(*1)、
RRAS(ルーター/VPN/簡易ファイアウォール(*1))、クラスタ、NLB(負荷分散)、
ストリーミング(*1)、DFS(分散ファイルシステム)、EFS(暗号化ファイルシステム)、
SharePoint(グループウェア)(*1) などなど。
(*1) :Windows Server 2003 からの新機能です。
ちょっと上げただけで、こんなに出てきました。
すごい数ですよね。
ここに上げた機能は結構使用されている機能なので、覚えておくと後々
便利ですよ。
たとえば、VPN 環境を構築したい!と思ったとします。
多くの場合、VPN 専用製品の購入を検討するかと思いますが、Windows Server
に機能があるわけで、既存の Windows Server を利用すれば追加のハードウェア
など要りません。
ハードウェアの神話(*2) を信じていないなら、Windows Server で構築するのも
一つの手なのです。
(*2) 専用ハードウェアはソフトウェアが IC に直接書き込まれているため、
信頼性が高いと言われています。
しかし、最近の専用ハードウェアは低価格化が進んだためか、結構壊れます。
値段や形に惑わされず信頼性、管理・保守性の高い製品を選択したいですね。
まとめ
Windows Server は本当に
『何でも屋さん!』
なんですね。何となくでもご理解いただけましたか?(笑)