IIS6.0
IIS について、みなさんどんなことをご存知ですか?
IIS は Website
をホスティングすることを目的としたサービスなんです。
ホスティングって?って思われたかともいらっしゃるかもしれませんので、
もう少し簡単に表現すると
ホームページを公開するサーバーと言えば分かりやすいでしょうか?
余談ですが、インターネットで利用されている
Web サーバーのシェアは、
Linux の Apache の方が上なんだそうです。
Apache も IIS
と同じくホームページを公開するサーバーなんですね。
さて、そもそも IIS とは何の略かご存知ですか?
IIS とは
Internet Information Service の略なんです。
ちなみに NT4.0 までは Internet Information
Server の略でした。
そして現在、IIS の最新バージョンは 6.0 です。
これはWindows Server 2003
に標準で搭載されています。
IIS 6.0
ではアーキテクチャが一新され、非常に魅力的な機能が提供されて
います。また、パフォーマンスも向上しており、IIS 5.0 と比べた場合で
2
倍以上のパフォーマンスを発揮したとのデータもあるそうです。
このパフォーマンスの向上だけでも、IIS 6.0
を利用する価値はありますね。
しかも、ハードウェアも年々パフォーマンスが向上しているわけで、
相乗効果で数倍のパフォーマンスも可能なはずです。
さて、アーキテクチャが一新されたとお話ししましたが、特に面白いと思った
のはワーカープロセスのリサイクリングという機能です。
一言で表現すると死活監視です。IIS
で公開しているアプリケーションの
死活監視を行ってくれるのです。
監視するだけでなく、異常を検出するとプロセスを再起動してくれるんです。
だから、ワーカープロセスのリサイクリングって言うんですね。
でも、凄いと思いませんか?
だって、こんな機能が
IIS
の基本機能として提供されているんですから!
ちなみに、このように動き続けられることを可用性と言います。
使い方としては、ワーカープロセスのリサイクリングは可用性を向上させる。
といった使い方をします。
可用性は英語で、Availability(アベイラビリティ)といい、MCP試験では可用
性と表現されたり、アベイラビリティと書かれていたりしますので、両方覚えて
おくと良いでしょう。
さて、今日はここまでなのですが、この
IIS 6.0 の説明のデモを見つけたので
ご紹介しますね。結構かわいいので、必見ですよ!
また、Windows Server
2003 の新機能各種のデモもあるので、是非見てください。
勉強になります。
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/evaluation/demos/
私は
Windows Server 2003 の MCSE
アップグレード試験の対策として、この
デモを利用しました。その後、このページを見つけられなかったのですが、
やっと見つけました!
▼ さらに詳しく知りたい方は、こんな書籍もありました。覗いてみる?