1. Virtual PC を起動します。 2. Virtual PC コンソールの [ファイル]-[新しいバーチャル マシン ウィザード] を クリックすると以下のようなウィザードが起動します。 3. [次へ] をクリックします。 4. [バーチャル マシンの作成] を選択し、[次へ] をクリックします。 5. [名前と場所] に名前を入力します。画面の説明文にも説明がありますが、 場所は特に指定する必要はありません。必要に応じてってことですね。 6. オペレーティング システムは、もちろん Windows Server 2003 です。 セットアップ CD が挿入された状態であれば、自動的に選択されるようです。 7. 割り当てるメモリ容量を決定します。[RAM の調整] を選択する場合、 最低でも推奨値以上を指定しましょう。実行速度に影響します。 8. はじめてのセットアップですので、ここでは [新しいバーチャル ハードディスク] を選択します。 9. バーチャル ハードディスクの場所を指定します。 5 番目の画面(バーチャル マシンの名前と場所)で指定した場所が既定で 指定されていますが、このままで問題ありません。 バーチャル マシンとバーチャル ハードディスクは別のファイルとして保存されるので、 場所を確認しているだけです。 10. [完了] をクリックし完了です。 11. 次の操作はゲスト OS をインターネットに接続するために必要な設定です。 (ホスト OS がインターネットに接続できる必要があります) この設定は Windows Server 2003 をインストールした後でも可能です。 後で実行する際は、ゲスト OS はシャットアウトする必要があります。 後の方がセキュリティ上のリスクが少なくなるかもしれません。 Virtual 環境なのであまり神経質になる必要はないと思いますが。 12. Virtual PC コンソールに先ほど作成したバーチャル マシンが表示されている はずです。 それを右クリックし、[設定] をクリックすると上のような画面が表示されます。 この画面の左ペインの [ネットワーク] を選択し、右ペインの [アダプタ 1] を [共有ネットワーク(NAT)] を選択します。 これでインターネットへの接続が可能となります。 ちなみに上図では、二つ目のアダプタも設定しています。 これはバーチャル マシン同士でネットワーク環境を構築する際に 必要となる設定です。 共有ネットワークでも可能なのですが、IP アドレスが動的に割り当てられてしまうので、 ネットワーク環境をエミュレートするには向きません。 ※上図で [アダプタ 2] のアダプタ名が [Broadcom 570x Gigabit Integrated ・・・] となっていますが、アダプタの名前は皆さんのコンピュータ構成により違います。 13. 以上でバーチャル マシンの環境は完成です。