共有フォルダのシャドウコピーとバックアップの違い
共有フォルダのシャドウコピーは、削除データの復元を簡素化します。
つまり、データを保存しているということですね。
では、バックアップとは何が違うのか?
バックアップは対象データのすべてのデータを保存しているので、
ハードディスクなどの故障によりデータが消失しても復元が可能です。
しかし、共有フォルダのシャドウコピーでは、上記のケースに対応できません。
あくまで、ファイルを削除してしまったり、上書きしてしまった場合にだけ
利用できます。
それは、なぜか?
共有フォルダのシャドウコピーでは更新されたファイル全体をコピーする
のではなく、更新されたファイルをブロックレベルでコピーしているからです。
つまり、コピーされたデータは完全なファイルデータではないため、
元のファイルがないと復元ができないのです。
ちなみにシャドウコピー領域(保存先)は、同一のボリュームにも作成できます
し、別のボリュームに作成することもできます。
同一ボリュームならデバイスが故障すれば、データが復元できないのは当たり前
ですが、別ボリュームであったとしても上記の理由により、データの復元はでき
ないのです。
だからバックアップとの併用は必須なのですよ。
ここでは共有フォルダの弱点のようなお話をしましたが、
そもそも共有フォルダのシャドウコピーはバックアップの代替ではないという
ことをお伝えしたかったのです。
その点、お間違えなきように。
■シャドウコピークライアントと、その使い方
シャドウコピーの復元を実行するにはクライアントをインストールしておく
必要があります。
サポートされる
OS は Windows XP、Windows 2000 だけです。
Windows 98
もサポートされるという話でしたが、なくなったようです。
クライアントソフトは、XP 用は Windows Server 2003
の下記フォルダに
保管されています。
(ブートボリューム):\WINDOWS\system32\clients\twclinet
Windows
2000 用は Web
からダウンロードする必要があります。
クライアントソフトをインストールすれば、共有フォルダのシャドウコピーが
利用可能となります。
使い方は簡単!
共有フォルダのプロパティに
[以前のバージョン]
というタブが追加されて
いるはずです。
そのタブの中にコピーされた過去のバージョンが保存されていますので、
必要なものをドラッグ&ドロップして復元すれば良いのです。