ライセンスの話
3ページ目

パッケージとボリューム ライセンス プログラムさて、次はライセンスの購入方法です。

普通みなさんはソフトウェアを購入するとき、お店でパッケージを購入しますよね。

マイクロソフトにはパッケージ以外にライセンスだけを販売するプログラムがあるのです。(マイクロソフトだけでなく、ほとんどのソフトウェア ベンダーにもライセンス プログラムはあります)ライセンスだけを購入するメリットは二つあります。

1. 価格を抑える
2. ライセンス、メディア管理の簡素化

2 番って何を言っているかというと、たとえばパッケージを 100本購入したとします。そうすると箱が100個、説明書が100冊、ライセンス証書が 100枚を管理する必要が出てきます。これって非常に大変ですよね?

不要な箱と説明書は捨てるにしてもその作業も大変です。これがボリューム ライセンス プログラムではメディアは 1つ、ライセンス証書も Web で確認できたりと非常に便利なのです。


次に、『どんなプログラムがあるのか?』ということですが、法人向けとしては、以下の 4 つのプログラムがあります。

オープン ライセンス
オープン ライセンス バリュー
セレクト
エンタープライズ アグリーメント
それ以外に教育機関向けとして

アカデミック オープン
スクール アグリーメント
官公庁向けとして

ガバメント オープン
などがあります。
非常に多くのプログラムがあり、どれを選択するのか迷うところです。

それぞれのプログラムは何が違うかというと購入する数やポイント、契約があるかないかなどに違いがあるんです。

契約とは社内のコンピュータの台数分ライセンスを購入しますよって内容であったり、3 年間でこれだけ購入しますって内容であったりします。

この契約を結ぶことにより、価格をぐっと抑えることができるのです。

結構複雑なので販売店に相談することになるかと思いますが、結構販売店も分かっていません。

なのでマイクロソフトのライセンス窓口に確認するのが確実でしょう。電話番号とライセンスに関する詳しい情報は、マイクロソフトのライセンス サイトに記載があります。


補足
マイクロソフトの製品にはアップグレード用のライセンスがほとんどありません。

その代わり、ソフトウェア アシュアランス(SA) といわれるオプションがあるのです。

SA を購入しておくと、最新の製品を使用する権利が付与されるものです。SA は期間が定められており、ボリューム ライセンスの契約期間に準じます。

SA は更新が可能であり、使い続けるのであれば SA を付けることをおすすめします。ちなみに SA をつけなかった場合、新しいバージョンを利用するには買い直しとなります。

ポイント
時期バージョンの情報があるのなら、SA はつけるべきでしょう。逆に出たばかりの製品であれば、SA は必要ないかも知れませんね。

[7]前のページ


[9]戻る
[0]HOME